2014年5月4日日曜日

簿記1級の楽しみ方(営業と製造の争い)

試験勉強と言うと机に向かって黙々と理解&暗記を繰り返すものと思っている人は多いでしょう。まあ、実際その通りなんですが(笑) そんな試験勉強にもちょっとした楽しみ方があります。それは「あるあるネタ」を見つけること。例えば数学とかだと「なぜか兄より遅れて出発する弟」とか「水槽に水を注ぐ2種類の蛇口」みたいな。あと、「一定速度で進む謎の点P」なんかが定番ですね。勉強で頭を悩ませると気づきにくいですが、ちょっと冷静になってみると突っ込みどころ満載という。初対面なのに英語で会話する日本人とかは中学生の頃から突っ込み入れてました。

こういうネタは資格試験にもあります。例えば情報セキュリティスペシャリストという試験ではMさんがいつもやらかしていて、「この人大丈夫かな」と変な心配をしてしまったり。試験名の通り、セキュリティを扱うもので、登場人物Mさんが毎回何かしらセキュリティの問題を引き起こします。

そして簿記1級でけっこうネタになるのが、何と言っても部署間の争いです。それは営業と製造の間だったり、経理と製造の争いだったり。互いに相手に責任を押し付け、間に入った部長やら社長やらが「君、これはどうなっているのかね」と話を振るのです。簿記1級は試験としては難しいですが、実務としてはかなり浅いです。その浅いレベルで偉い人たちが侃侃諤諤やっているのが妙におかしくなってしまう。第131回の原価計算の会話を一部抜粋(ちょっと修正)してみます。

(営業部長)製造原価の責任は製造部門にありますから、単位あたり予算変動製造原価を使うことにすれば予算よりも実績の方が高くなります。
(社長) そうか、製造部門が責任を負う原価が増加したせいで、予算貢献利益よりも実績貢献利益の方が悪くなったのだね。
(製造部長)社長、確かに製造部門は製造原価に責任があります。しかし、われわれは営業部門が貢献利益率の高い商品に力を注ぐであろうと思っていたので、その製造原価の低減に集中したのです。

いやいや、子どもかよ(笑) どうして営業部に事前に確認しなかったのか。ちょっと話し合えば済む話でしょう。しかし、そんな突っ込みは全く無く、簿記の問題を出すための会話が淡々と続けられます。どっちが悪いというわけでもないのに、最終的には営業部門がもっと頑張るという結論で会話が締めくくられてしまいます。これでは営業部門にフラストレーションが溜まって、部門間の連携がもっと悪くなってしまいかねません。

こんな感じで突っ込みを入れながら勉強すると、けっこう楽しめるもんです^^。

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